今回は「高橋がなり」社長の現在を調査します。この記事では「高橋がなり」社長の現在の様子、農業経営の状況、マネーの虎で出資した成功者のその後について、調べた事をまとめています。
「高橋がなり」社長は伝説的番組の「マネーの虎」に出演社長の中でも人気の高かった社長の一人です。
独特の経営社としての思考や、「マネーの虎」の挑戦者に対する心使いが、強く心を打たれた事を思い出します。
そんな「高橋がなり」社長の現在について調査を開始します。
目次
高橋がなり社長の現在
「高橋がなり」社長というとソフトオンデマンドというアダルトビデオの流通会社を設立したというイメージが強いですね。
ソフトオンデマンドを既に退社後、農業生産法人である「国立ファーム」を設立したようです。
しかしながら、国立ファームのサイトを調べましたが、代表の名前が「高橋がなり」さんにはなっておりません。
さらに調べてみると、現在は引退されYoutuberになっているとの情報を見つけました。
Youtubeで人生相談
還暦を迎え、喫茶店のマスターをしながらゆっくり生活しようとお考えになっていたようです。
人生相談カフェ設立を目標にクラウドファウンディングによる支援者を募りましたが、まさかの目標金額未達成。
マネーの虎で言う所の「ノーマネー」で終了しました。
負けず嫌いの「高橋がなり」社長は見返してやるという意気込みでYoutubeを使った人生相談をはじめたようです。
Youtuberになる前は、「国立ファーム」という農業法人を設立していました。
農業法人を設立した
自ら退路を断って、 「ヤルっきゃない」と思えば、 必ず神風は吹く。 #高橋がなり (ソフト・オン・デマンド代表取締役) pic.twitter.com/E3wEHPOxfJ
— 引きこもりニートマン@ネットビジネス (@_gpatxsnni) 2019年3月15日
2012年の1月付けの記事で、『【最終回】全ては自分が悪の根源であることに気付きました。』で、以下の記載がありました。
僕は来年の春から一度農業の現場にズッポリ入り込んでみようと考えています。
ものづくりが一朝一夕で出来ないことをもう一度自分の身体に染み込ませるつもりです。
農業改革を謳う国立ファームの代表が生産現場で叩き直される経験はきっと将来の農業業界にとって有効な期間になることと確信して出直しますので、もう一度連載が始まることを期待して頂けますと幸いです。
「国立ファーム」は農業を中心とした企業です。記事の内容によると、思い通りの経営ができず、現場の視察を行った際、問題が多すぎて、激昂されたようですね。
その後、原因を分析した所、ご自身が根本問題であると分析され、モノ作りは甘くない事を体感するために、現場(農)作業をされたようです。
現場の作業を体感するという行動は、普通の経営者ではできない発想、行動ではないでしょうか。すばらしい経営者だと思います。
「高橋がなり」社長がすばらしい経営者であることは、伝説的番組「マネーの虎」からも伺い知ることができます。
伝説的番組「マネーの虎」について、改めて調べてみました。
マネーの虎成功者の現在は?
出展:https://www.pinterest.jp/pin/150659550019241631/
「マネーの虎」という番組は、5人の現役社長の前で自分のビジネスプランを説明し、社長に希望額の出資を依頼するという番組でした。
当時のビジネスは実業が基本でしたので出資金はかなり高く、数百万の希望額が平気で提示されておりました。
当時、こんなに出資して損をしないのだろうかと疑問を持って視聴していたことを思い出します。
そんな番組で、「高橋がなり」社長が出資した案件で、特に印象深いのは、おにぎり屋を開業したいという女性と、中国貿易で流通システムを構築したいという男性の回だと思います。
両案件が、その後、どうなったのか、調べてみました。
マネーの虎-おにぎり屋のその後
一人の女性が、おにぎり屋を開業したいと出演した放送回で、ただ一人、「高橋がなり」社長だけが出資をした回でした。
この女性は1億の借金を、必死に働くことで2500万円を自力で返済したド根性の人でした。
自分の夢を熱く語る志願者に、多くの社長は出資をしり込みしますが、「高橋がなり」社長だけは熱意に打たれたようで、希望通りの金額で出資します。
そのときの理由が心打たれる内容でした。上の動画の6:47頃です。
- 認めてあげると素直に聞く、違うというと違うと反発する。お金を出して認めてやると、この人の心が少し解けるのでないかと感じた。
- 俺はい今だに金持ちという感覚はない。負け犬という思いもあるので、ここにいる先輩たちはライバルでもあるんです。
- (他の社長を)やっつけてやりてぇな。お前と組んで。
出資志願者にとっては涙モノのセリフですね。
こうして、開業に向けて行動されていくのですが、それまでの無理がたたってか、志願者に病巣が見つかり、手術する事に。その後、おにぎり屋の開業を諦めたいと申し出ました。
志願者を成功させる為に、給料を出し、スタッフを付ける等、至れり尽くせりな環境を提供していのですが、逆にハングリーさを無くさせる結果になったようです。
「噛み付いてくる牙が良かった訳ですよ。そこを買ったのに、野生の動物を檻に入れてしまった。」
志願者に対して責め立てる事はなく、自分が悪かった点を冷静に分析されておりました。一流の経営者はこのようにして、自問自答を繰り返して成長していくのですね。
マネーの虎-中国貿易のその後
出資希望者は、1850万円の出資を希望し、「マネーの虎」に出演されました。この回も出資したのは「高橋がなり」社長でした。
この志願者につきつけた条件が、『失敗したら自己破産をして、失敗という経験を生かして高橋がなり社長の会社で働く』というものでした。
失敗したら、ご自身の会社で働くという「高橋がなり」社長の条件は、出資者としてはありがたい条件ですね。
よく会社の幹部を選定するとき、何かに挑戦し成功した者、何かに挑戦し失敗した者が選ばれると聞きます。この出資希望者に幹部社員としての素質を見出したのかもしれませんね。
出資を受けて中国に渡った出資希望者は中国国内の法律を知り、流通システムでは利益を得ることができず、別の事業を行うべきと判断して方針変換を行いました。
その後、「高橋がなり」社長の会社で働いているという情報がない所を見ると、中国でのビジネスが軌道に乗ったのではないかと思われます。
出資希望者への手厚い対応は、ご自身が受けた施しを出資者に返すという考えなのでしょうね。やはり尊敬すべき、経営者だと思います。
まとめ
今回の調査結果を以下の通りまとめます。
- 現在はYoutubeで人生相談のチャンネルを設立
- 「国立ファーム」という農業を中心とした会社を設立していた。
- 「マネーの虎」の出資希望者への心遣いがすばらしい。
「マネーの虎」出演者の記事も書いています。下のリンクからどうぞ。
川原ひろし社長
貞廣一鑑社長
南原竜樹社長
堀之内九一郎
司会の吉田栄作さん
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。